本年度の応募作品は,中学校の部,高等学校の部ともに6点ずつありました。県審査の結果は,以下のとおりです。なお,最優秀賞の2点は,中央審査に県代表作品として出品され,県立猶興館高等学校物理部が入選1等,県立長崎北陽台高等学校生物部が入選3等になりました。
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1 審査結果
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(1) 中学校の部
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| 賞 |
作品名 |
学校・氏名 |
| 優秀賞 |
色紙の色あせについての研究 |
| 東彼杵町立千綿中学校 |
| 山口亜矢,富永敦子, 江村 彩, |
| 金井留美,若松麻奈美,山本美穂 |
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| 佳作 |
物は天気や湿度で伸び縮みするのか? |
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| いろいろな材料による紙すきの研究 |
| 東彼杵町立千綿中学校 |
| 竹川孝助,山田 覚,渕上彰吾, |
| 山本純徳 |
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| 緑茶の殺菌効果についての研究 |
| 東彼杵町立千綿中学校 |
| 山田尚幸,田添庄平,佐藤 敦, |
| 津山 豪 |
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| 身近な植物を用いた紙づくりの研究 |
| 佐世保市立柚木中学校 |
| 栗元秀和,荒木美幸,鴨川詩織里, |
| 里村彩弥香 |
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※ 最優秀賞は該当なし。選外1点。
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○ 作品の特徴
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どの作品からも,身近な現象の中にテーマを設定し,疑問を解決しようとする
姿勢が感じられました。ほとんどがグループで研究に取り組んでおり,「紙」に注目した環境に関するテーマが多く見られました。日頃の理科の学習において,様々な事象に関心をもち,自然の変化に気づく力が着実に養われていることがうかがえます。昨年の研究に改良を加え,レベルが向上した作品もありました。これからも,継続的な研究活動を通した作品を期待します。
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(2)高等学校の部
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| 賞 |
作品名 |
学校・氏名 |
| 最優秀賞 |
喜入土鳥黐(キイレツチトリモチ)と寄生する蛾の研究 (第1報) |
| 県立長崎北陽台高等学校 |
| 生物部 増元徹也 他13名 |
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| 雲仙普賢岳のマグマパイプの大きさと火砕流の速度について |
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| 佳作 |
活性炭の吸着作用に関する研究 |
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| 大気中のNO2濃度測定結果について |
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| 長崎港周辺海域における水質環境とプランクトン相 |
| 県立長崎水産高等学校 |
| 水産クラブ 的山悦子 他5名 |
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地形と降水量の関係について
(長崎・諫早・大村の3地区にお ける地形と水害の関係を探る) |
| 県立大村高等学校 |
| 理科部地学部 戸島 遙,山室優香 |
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※ 優秀賞は該当なし。
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○ 作品の特徴
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| 作品数は昨年度と同じ6点でしたが,内容においては,丹念な観察,実験の記録から事実の分析や考察がきちんとなされ,とても充実したものでした。研究機関からの指導を受けながらの環境調査に関する研究など,かなり高度な内容もありました。また,事象の測定,実験データの処理,論文作成等にパソコンが有効に活用されていました。 |
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2 最優秀作品の紹介
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(1) 喜入土鳥黐と寄生する蛾の研究 (第1報)
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生息分布が限られたキイレツチトリモチに注目し,緻密な調査,観察を積み重ねて膨大なデータを集め,的確に分析して仮説を1つ1つ検証している力作です。県内の分布の他,キイレツチトリモチの生活史を明らかにした点で,後世に残すべき貴重な記録になっています。また,キイレツチトリモチに寄生する未記載の峨を発見するとともに,その生活史を明らかにし,研究を深めています。この蛾の正体を調べていく過程は,新発見への期待と興奮が伝わってくる内容でした。
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| 研究冊子 |
自生しているキイレツチトリモチの様子 |
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(2) 雲仙普賢岳のマグマパイプの大きさと火砕流の速度について
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島原半島の地震活動の解析から,マグマのパイプと思われる地震の空白域を見つけ,雲仙の火山活動を矛盾なく説明できるモデルを作りました。また,球体のモデル実験を通して,活動中に見られた時速150km/秒を越える火砕流の流速を理論的に説明しています。10万個もの球体を流下させる実験は圧巻で,その振る舞いの不思議さには大変驚かされました。実験結果の分析には,数学,物理の知識やコンピュータが駆使されており,説得力がありました。
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| 研究冊子 |
球体の流下実験の様子 |
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