作成者 杉本徹久


高等学校 物理T 学習指導案


1 単元

   物体の運動

2 単元の目標

日常に起こる物体の運動を観察,実験などを通して探究し,それらの基本的な概念や法則を理解させ,運動について基本的な見方や考え方を身に付けさせる。
3 単元の指導計画(全 25時間)

(1)日常に起こる物体の運動 ・・・・・ 2時間
(2)運動の表し方      ・・・・・ 12時間
   ア 直線運動       ・・5時間(本時 4/12)
   イ 力          ・・7時間
(3)運動の法則       ・・・・・ 11時間
   ア 運動の三法則     ・・3時間
   イ 運動の法則の適用   ・・3時間
   ウ 落下運動       ・・5時間

4 本時の学習指導
 
 (1)題材
    重力による加速度
 (2)目標
     ・重力加速度を実験のデータを処理することにより求めることができる。
     ・実験データを元にv-tグラフを描くことができる。
     ・実験値には誤差が含まれていることを理解する。
 (3)展開(ストロボスコープを使った重力加速度の測定・解析)


過程
 

学習活動
 

指導上の留意点
(教師の働きかけ)

備考(評価)
 


(10分)

落下運動の様子を,演示実験により確認する。
                演示実験写真
 

実験装置の説明をする。

 






(30分)
 

・演示実験によって得られるストロボ写真より,実験結果を読みとる。

※確認事項
・ストロボの発光間隔は1/50s(50Hz)である。
・目盛りは1/10目盛りまで読む。
・長さの単位はメートル(m)で記録する。
・読みとったデータをにまとめ変位Δx ,平均の速度v を求める。

・平均の速度v を各時間間隔の中央における瞬間の速さと見なしv-tグラフを描く。


・直線の傾きから重力加速度gを求める。

・事前に生徒分準備をしておく。



・時間,長さに関する単位の間違いがないように配慮する。



v-tグラフを描くとき,できるだけ多くの点の近くを通るように一本の直線を引かせる。



参考
  Excelによる処理
 




・データを正確に読むことができるか。
・単位変換がうまくできるか。
・グラフを正確に描けるか。





重力加速度を求めることができるか。




(10分)

 

・実験では誤差が生じることを知る。


・観測地により重力加速度gは変化するが,およそ9.8m/s2であることを知る。
 

・誤差が生じる原因を考えさせる。

重力加速度が観測地により変化するのは,地球の内部構造や地球の自転による遠心力が関係することに簡単に触れる。
遠心力については物理Uで学習する。

 

誤差について理解できたか。