| 平成14年度教育センター事業評価と機構再編に伴う12の改革の実績評価について |
1.平成14年度教育センター事業評価について
教育センターでは,平成14年度から,当センターが行う研修講座,調査研究,教育情報及び教育相談に関わる全ての事業について,事業評価を実施することとしました。
| 事業評価導入の目的 |
教育センターの事業評価は,
教育センターが取り組む事業が,学校や教職員のニーズや教育課題に適応しているか,事業内容は妥当であるか,また効果的であるかなど,成果で評価することにより,
@ 事業の的確な企画立案や実施を目指すこと。
A 成果を重視し,職員の意識改革を図ること。
B 県民に対する説明責任を果たすこと。
を目的として導入しました。
| 基本的な考え方 |
| 評価の実施主体 |
@各事業の担当者
対象事業について,各事業の担当者が自ら評価を行う。(一次評価)
A事業評価検討会議
一次評価の結果を踏まえ,評価の客観性を高めるため,所長,次長,各課長で構成される事業評価検討会議において,事業の改善・見直し等について総合的な評価(調整)を行う。(二次評価)
| 評価の観点及び手法等 |
一次評価では,必要性の観点から,教育センターが担う必要があるのか,事業の目的が教育課題等の上位目的に照らして妥当か,事業の内容が妥当か,また有効性の観点から目的や目標に照らして期待される効果が得られたかなど各評価項目について,a,b,cで,また総合的にA,B,Cの3段階で評価した上で,課題・問題点等を明らかにし,次のステップのために改善内容を検討しました。
また,二次評価においては,一次評価の結果に基づき,今後の事業の方向性を判断しました。
* 研修講座・評価シート及び記入要領〈別紙〉
| 評価の結果 |
事業評価を行った事業件数は, 100件 〔内訳〕 研修講座 87件 調査研究 7件 教育情報 4件 教育相談 1件 その他 1件 評価の結果は, 廃止 9件 (件数全体の 9.0%) 縮小 1件 (件数全体の 1.0%) 統合 5件 (件数全体の 5.0%) 拡充 4件 (件数全体の 4.0%) その他の見直し 33件 (件数全体の33.0%) 小計 52件 (件数全体の52.0%) 終了 5件 (件数全体の 5.0%) 現状維持 43件 (件数全体の43.0%) 合計 100件 (件数全体の100.0 %)
となっており,全体の5割の事業について,何らかの見直しを行うことにしました。
全事業にかかる評価結果の概要については,資料1のとおりです。
2.機構再編に伴う教育センター12の改革の実績評価について
教育センターでは,14年度から教職員研修の総合的な企画・調整を行う総合企画室の新設やカリキュラムセンター機能の充実のためカリキュラム情報班の設置をはじめとする機構再編を行うとともに,「教育センター12の改革」と銘打った数々の新しい取り組みを行っています。
教育センター運営評議会の設置や事業評価の実施については,この改革の一環として取り組んでいるものですが,このほか教科指導や生徒指導などの指導力に秀でた県下の教員をセンターの客員講師として委嘱する「パワーティーチャー制度」の設置と,その力を活かした新方式の研修講座の実施(学力充実対策研修講座」,「実践的生徒指導研修講座」など),民間企業の経営手法を学校経営に応用する学校マネジメント研修の新設,遠隔地の教員に研修機会を提供するための出前講座の拡充などに取り組みました。
これら具体的方策について,実績の達成度を評価しました。
| 実績評価の方法 |
評価の方法は,具体的方策について,個別に難易度を1,2,3の3段階で評価した上で,14年4月以降これまでの取り組みの達成度をA,B,C,D,Eの5段階で評価を行い,今後の方向性について検討を行いました。
難易度 3 ・・・・ 非常に難しい 2 ・・・・ 難しい 1 ・・・・ 普通 達成度 A ・・・・ 充実した内容で実施した。 B ・・・・ 実施したが,改善すべき点がある。 C ・・・・ 実施途上であり,達成度は50%以上である。 D ・・・・ 実施途上であるが,達成度は50%未満である。 E ・・・・ 着手していない。 今後の方向性 T ・・・・ 拡充,重点化して継続すべき。 U ・・・・ 計画どおり,継続することが適当である。 V ・・・・ 事業内容,方法等の見直しを要する。 W ・・・・ 休止又は中止の検討を要する。 X ・・・・ 完了
| 実績評価の結果 |
12の改革に伴う具体的方策は,61件
〔内訳〕 新規 35件 拡充 22件 スリム化 2件 廃止 2件
このうち,廃止を除く59件の評価結果は,
難易度 3 15件 (件数全体の25.4%) 2 22件 (件数全体の37.3%) 1 22件 (件数全体の37.3%) 達成度 A 28件 (件数全体の47.4%) B 20件 (件数全体の33.9%) C 5件 (件数全体の 8.5%) D 3件 (件数全体の 5.1%) E 3件 (件数全体の 5.1%) 今後の方向性 T 21件 (件数全体の35.6%) U 27件 (件数全体の45.7%) V 8件 (件数全体の13.6%) W 1件 (件数全体の 1.7%) X 2件 (件数全体の 3.4%)
となっており,全体の約8割は計画を達成しましたが(達成度のA+B),そのうち,より効果を上げるために改善が必要なものが20件です。
また,達成度が低いものや未着手であるものは,問題点や課題について検討し,必要に応じて内容や方法等の見直しも行う予定です。
全ての具体的方策にかかる実績評価結果の概要については,資料2のとおりです。