平成19年度 長崎県教育センター 研修員(23名)の研究主題・副主題及び研究概要は以下の通りです。

所属 氏名 研究主題・副主題 研究概要




石井 洋治 科学的な思考を促す中学校理科学習
 〜日常生活と理科を関連付ける工夫を実地研修で試みることによって〜
児童生徒の理科嫌いや理科離れが指摘されている中,特に必要と言われる科学的思考力の育成に焦点を当て,日常生活と理科を関連付ける工夫を行い,実地研修を通してその効果を検証した。








志木内 保伸 学級担任がすすめる小学校英語活動の在り方の研究
 〜ICTを活用した授業モデルづくりを通して〜
外国語活動の導入は大部分の小学校教師にとって大きな不安となっている。そこで,不安を軽減し児童の学習意欲を喚起する手段として,理論的背景を手がかりにICT(パワーポイント)を活用した授業モデルづくりを試みた。
山口 昭久 食に関心をもち,よりよい食習慣を自ら追求する児童の育成
 〜小学校の教科・領域等における食育指導の在り方〜
小学校における食育推進のため,食育の基本的な考え方を明確にし,全体計画や指導目標の考察を通して,児童に健全な食習慣を身に付けさせるための教科・領域等における食育指導の在り方を提案した。
田口 誠吾 中学校国語科における「国語力」の向上を目指して
 〜9年間の学びの系統性を踏まえ,3領域を効果的に関連させた学習指導の在り方〜
現行学習指導要領の3領域(「話すこと・聞くこと」,「書くこと」,「読むこと」)における9年間の学びの系統性を踏まえるという視点で,系統表及び年間指導計画,言語活動を設定した1単元における指導計画を示した。
須賀野 由美 「書く力」を高め実践的コミュニケーション能力の基礎を養う中学校英語科学習指導の在り方
 〜言語材料の系統性の研究と「書くこと」の充実を図る授業づくりを通して〜
中学校英語の教科書における言語材料の系統性について調べ,それらを踏まえた「書くこと」の段階的・継続的な指導の在り方について考察し,3年間を見通した書くことの年間指導計画と授業づくり及び教材の作成に取り組んだ。
田口 美智子 数学的に考える力を育てる算数科の学習指導を目指して
 〜考える楽しさを味わわせる算数的活動を取り入れた授業の工夫〜
数学的に考える力を育てるために,考える楽しさを味わわせる授業をめざす。そのために,数学的に考える力を明らかにした。そして,算数の特性である系統性を重視し,中心となる算数的活動を位置付けた単元計画を例示した。
傳 均 人権感覚を身に付けるための日常的な取組
 〜人間関係をつくり,育てるための授業実践づくり〜
人権感覚は望ましい人間関係をつくっていく中で育っていくと考え,体験的参加型学習の「体験すること」「話し合うこと」「反省すること」「一般化すること」「適用すること」の5段階の学習サイクルに着目して学習指導案を作成した。
岩川 克行 人権教育における教職員研修と指導法の効果的な在り方を求めて
 〜研修プログラム及び指導プログラムの作成を通して〜
人権教育を日常化するための,研修参加者のふりかえりをもとにして,教職員研修や指導方法の効果的な在り方を,これまでに活用した研修プログラムおよび指導プログラムに改善や工夫を加えて,モデル案として作成を試みた。




西村 雅人 高等学校生物における理解の深化を目指した学習指導の在り方
 〜マインドマップの手法を応用した学習内容の整理と授業展開のモデル化〜
高等学校生物(生物Tおよび生物U)の学習では多くの内容を関連づけて記憶し,さらにそれを活用する力が求められる。本報告書ではその一助として,マッピングの手法をノート法に取り入れることを提案した。
出口 基司 高校数学における数学的活動を取り入れた指導法の一考察
 〜「見て捉える」ことのできる教材の研究〜
生徒が「見て捉える」ことのできる教材を研究し,特に微分・積分が「高校数学の花形」として生徒に広くそして快く受け入れられるよう,生徒自身の主体的活動を促す具体的教材の活用の方法をまとめた。












山 寿 教育活動におけるカリキュラムセンター機能活用のためのデジタルコンテンツ開発
 〜教育センターのニーズ調査を踏まえて〜
平成18年度に実施された教育センター機能に関するアンケート調査の考察結果をもとに,ニーズに対するカリキュラムセンター機能活用方法の提案と学習指導の新たな支援となるデジタルコンテンツの開発を行った。
平山 友理 中学校国語科における表現力を育てる指導について
 〜3年間を見通した系統的な指導を目指して〜
国語力の位置付けをとらえ,中学生の学力の調査結果から表現力(書くこと)の系統指導と,「読むこと」と「書くこと」の関連指導の必要性を認識した。学習指導要領の目標を分析し「書くこと」の系統指導の計画立案を試みた。
市P くみ子 自ら本に手を伸ばす子どもを育てる学校図書館経営
 〜学校図書館の充実と読書活動の推進を目指して〜
学校図書館の更なる充実と読書活動の推進を目指し,学校図書館の現状と課題を明らかにするとともに,その課題を解決するべく「自ら本に手を伸ばす子どもを育てる学校図書館経営」の具体的な在り方について提案した。
奥村 眞也 地理歴史科教材をWeb上に掲載する際の問題点についての研究
 〜著作権等に配慮した教材の作成〜
1.著作権・肖像権,2.「教育ながさき」編集作業中の著作権処理,3.地理歴史科教材をWebページに掲載する際の著作権等に関する問題点の整理と分析,の3点について,Web指導案等の製作を念頭に置きながら研究を行った。






田口 康博 防災教育の推進に関する研究
 〜長崎県の地域特性に応じて〜
長崎県は,その地理・地形及び自然条件から,例年自然災害による様々な被害を被っている。ここでは,長崎県の地域特性に応じた,学校教育における包括的・具体的な防災体制・防災教育の構築を目指した研究を行った。
橋 浩一 小学校教員のICT活用を支援するコンテンツパックの作成
 〜授業中にICTを活用して指導する能力の向上を目指して〜
授業におけるICT活用を支援するコンテンツパックの作成を行った。コンテンツパックは本県の人的・物的ICT環境を踏まえて作成され,特性ごとに整理されたディジタルコンテンツで構成した。
寺井 裕次郎 科目「情報B」における効果的な指導の研究
 〜「モデル化とシミュレーション」の実習教材作成を通して〜
科目「情報B」の一単元「モデル化とシミュレーション」で使用する実習教材を作成した。本教材を活用することで,生徒は問題解決を行うための考え方や方法を習得することができるものと考える。






坂本 憲司 小学校におけるカウンセリングの充実を目指して
 〜発達段階に応じた開発的・予防的なカウンセリング技法の系統化を通して〜
近年,小学生の社会性が育ちにくい状況が生じており,「いじめ・不登校」の発生要因になっていると考えられる。社会性を育て,不適応行動を予防することを目指し,発達段階に応じたカウンセリングの在り方について研究した。
岩永 典子 子どもの自己肯定感と対人関係能力を育てる指導法の研究
 〜食生活と心の健康との関連を中心として〜
いじめや不登校など子どもたちの問題行動の背景には,自己肯定感の低さや対人関係能力の未熟さがある。その前提のもと,食生活と心の関連に着目し,適応指導教室でのいくつかの実践を中心に児童生徒の変容について研究した。
山本 希 不登校を予防するための指導法の研究
 〜開発的・予防的なカウンセリングの活用を通して〜
望ましい人間関係の育成を通して不登校を予防するために,開発的・予防的カウンセリングの一部であるソーシャルスキルトレーニングや構成的グループ・エンカウンターの理論と方法を中心に研究を行った。






林田 和彦 特別支援教育における個に応じた教育的支援について
 〜心理検査を活用した実態把握と支援の在り方〜
手順や実施方法を整理したマニュアルを作成して心理検査を実践し,特性に応じた支援の手立てを事例のタイプ別に整理した。併せて,田中ビネーXの分析方法を考察し,子どもの特性の理解や指導方法の工夫につなげやすくするための集計表を作成した。
木下 智美 特別な教育的支援を必要とする子どもの理解と指導・支援の在り方
 〜外部の諸専門機関との連携や,中学校における通級指導教室の役割を考える〜
文献研究や実地研修及び心理検査の実施等を通して,発達障害における特性の理解や支援方法について,校内研修資料や個別の指導計画作成のために活用できるようにまとめた。また中学校における諸専門機関との連携や通級指導教室の役割について考察した。
西川 崇 特別支援学校における自閉症の特性に応じた自立活動の指導内容・方法に関する研究
 〜特別支援学校での実態調査と,教材・教具の開発を中心に〜
国内の特別支援学校における自閉症教育の現状と課題,特総研のプロジェクト研究から得られた知見,県内特別支援学校へのアンケート等を基に,今後の特別支援学校における自閉症教育の在り方についての考えをまとめた。

詳しい内容をお知りになりたい方は
長崎県教育センター 教育情報課 カリキュラム情報班(0957−54−6341)
まで御連絡ください。
なお,研究紀要は カリキュラムセンター(本館2階) に置いてあります。



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