| 1 言語活動の充実 |
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言語は,知的活動(論理や思考)だけではなく,コミュニケーションや感性・情緒の基盤でもある。このため,国語科において,これらの言語の果たす役割に応じ,的確に理解し,論理的に思考し表現する能力,互いの立場や考えを尊重して伝え合う能力を育成することや,我が国の言語文化に触れて感性や情緒をはぐくむことを重視する。また,古典の暗唱などにより言葉の美しさやリズムを体感させるとともに,発達の段階に応じて,記録,要約,説明,論述といった言語活動を行う能力を培う必要がある。
各教科においては,指導計画にこれらの言語活動を位置付け,各教科等の授業の構成や進め方自体を改善する必要がある。 |
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| 2 理数教育の充実 |
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次代を担う科学技術系人材の育成がますます重要な課題になっているとともに,国民一人一人の科学に関する基礎的素養の向上が喫緊の課題であり,学校教育においては,科学技術の土台である理数教育の充実が求められている。また,論理や思考といった知的活動の基盤という言語の役割に着目した場合,考えるための技法,帰納的な考え方や演繹的な考え方などを活用して説明したり,仮説を立てて観察を行い,その結果を評価し,まとめ表現するといった言語活動が重要であり,これらの活動を行う算数・数学や理科の役割は大きい。 |
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| 3 伝統や文化に関する教育の充実 |
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国際社会で活躍する日本人の育成を図る上で,我が国や郷土の伝統や文化を受け止め,そのよさを継承・発展させるための教育を充実することが必要である。また,伝統・文化についての深い理解は,他者や社会との関係だけでなく,自己と対話しながら自分を深めていく上でも極めて重要である。このため,伝統や文化の理解についても,発達の段階を踏まえ,各教科等で積極的に指導がなされるよう充実することが必要である。 |
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| 4 道徳教育の充実 |
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子どもたちの実態を踏まえ,幼稚園・小・中・高等学校の学校段階や小学校の低・中・高学年のそれぞれの段階ごとに取り組むべき重点を明確にし,より効果的な指導が行われるようにする必要がある。とりわけ,基本的生活習慣や最低限の規範意識,自他の生命の尊重,自尊感情や他者への思いやりなどの道徳性を養うとともに,それらを基盤として,法やルールの意義やそれらを順守することなどの意味を理解し,主体的に判断し,適切に行動できる人間を育てることが大切である。
小・中学校の道徳の時間の教育課程上の位置づけについては,専門的な観点から,引き続き検討する必要がある。 |
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| 5 体験活動の充実 |
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子どもたちは,他者,社会,自然・環境の中での体験活動を通して,自分と向き合い,他者に共感することや社会の一員であることを実感することにより,思いやりの心や規範意識がはぐくまれる。また,自然の偉大さや美しさに出会ったり,文化・芸術に触れたり,広く物事への関心を高め,問題を発見したり,困難に挑戦し,他者との信頼関係を築いて共に物事を進めたりする喜びや充実感を体得することは,社会性や豊かな人間性,基礎的な体力や心身の健康,論理的思考力の基礎を形成するものである。
子どもたちの発達の段階に応じた活動(小学校:集団宿泊活動,中学校:職場体験活動,高等学校:奉仕体験活動や就業体験活動)をそれぞれ重点的に推進することが適当である。 |
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| 6 小学校段階における外国語活動(仮称) |
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小学生のもつ柔軟な適応力を生かして,言葉への自覚を促し,幅広い言語に関する能力や国際感覚の基盤を培うため,中学校段階の文法等の英語教育を前倒しするのではなく,国語や我が国の文化を含めた言語や文化に対する理解を深めるとともに,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図ることを目標とする。
総合的な学習の時間とは別に高学年において一定の授業時数を確保する一方,教科とは位置づけないことが適当と考えられる。 |
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7 社会の変化への対応の観点から教科等を横断して改善すべき事項
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○情報教育
○環境教育
○ものづくり
○キャリア教育
○食育
○安全教育
○心身の成長発達についての正しい理解 |
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