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教育経営課高校教育班

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「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し,様々な経験を通じて,健やかに生きるための基礎を培うことです。
また,食育は,知育・徳育及び体育の基礎となりうることから,学校教育活動の効果を高めるためにも,大変重要です。
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| ◇ | 「食」を大切にする心の欠如 | |||||
| 便利な世の中になり,いつでも,どこでも食べ物が手に入ることで,食に対する「こだわり」や「もったいない」という気持ちが希薄になってきています。 | ||||||
| ◇ | 栄養バランスが崩れた食事や不規則な食事の増加,食の多様化により生まれた様々な「コ食」 | |||||
| 「コ食」 | ・・・・・ | それぞれ別のものを食べる | ・・・・・・ | → | 個食 | |
| 同じものばかりばかり食べる | ・・・・・・ | → | 固食 | |||
| 食が細い,少量の食事 | ・・・・・・ | → | 小食 | |||
| 子ども好みの食事 | ・・・・・・ | → | 子食 | |||
| レンジで加熱して食べる | ・・・・・・ | → | 庫食 | |||
| 一人で食べる | ・・・・・・ | → | 孤食 | |||
| 外食(家の外で食べる食事)) | ・・・・・・ | → | 戸食 |
| ◇ | 欠食(食事を抜く) |
|---|---|
| 特に,朝食の欠食が多くなってきています。朝食を抜くと,体温が上がらず,代謝作用を鈍くして体調不良を起こしやすくなります。その結果,学習や運動の効果が薄くなります。 | |
| ◇ | 肥満や生活習慣病の増加 |
| 食生活の欧米化や生活様式・生活習慣の変化により,様々な病気を引き起こしています。また,医療費が増え,国の予算を圧迫することにつながっていきます。 | |
| ◇ | 過度の痩身志向 |
| 無理なダイエットは,過食や拒食などの摂食障害による健康被害を引き起こします。 | |
| ◇ | 「食」の海外への依存等による安全上の問題 |
| 食料自給率の低下に伴い,食の海外依存が高まり,その結果,BSEや添加物,食品偽装など食の安全性に関する不安感が大きくなっています。 |
| 上記のような背景から,平成17年6月に食育基本法が成立しました。家庭,学校,保育所,地域社会の連携のもと,国民運動として食育の推進に取り組んでいくことが明言されています。 食育基本法制定により,食育推進基本計画(平成18年3月31日決定)が出され,毎年6月を「食育月間」,毎月19日を「食育の日」と定められました。(平成18年3月31日付文書で通知) 各学校においても,あらゆる機会と場所を利用して積極的に食育の推進に努めることが求められています。 |
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| 学校教育において取り組む食育は,1回で完結するようなものではなく,児童生徒にかかわるすべての教職員が,児童生徒の既習内容を踏まえた上で,あらゆる機会をとらえて継続的に行うものであると考えます。従って,各学校においては,学校教育目標に基づいて食育の全体計画を立て,教職員の共通理解のもとで進めていくことが必要です。その中で,実際に指導を行う教職員自身の指導力向上や,効果的な教材開発が求められています。 食育を推進することによって,望ましい食習慣の形成,食品の安全性に対する判断能力の育成,食文化の継承などの効果が期待されます。食べ物が食卓に上がるまでの過程を理解したり,食品の選択・調理等の体験をしたりすることができるためには,家庭・学校・地域社会の連携が欠かせません。学校は,家庭や地域と連携して何ができるかということを考えていくことが重要です。 |
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| ◇ | 望ましい食習慣の形成 |
| 児童生徒や保護者の食に関する関心と理解を深め,健全な食習慣を確立します。また,子どもの時から適切な食生活や運動習慣を身に付けさせることにより,生活習慣病につながる恐れのある肥満を防止することができます。 | |
| ◇ | 食品の安全性等に対する判断能力の育成 |
| 食品を提供する側が万全を期することは勿論ですが,消費する側が食に関する理解を深めることで,食について自らの判断で正しく選択できるようになります。 | |
| ◇ | 地場産業等への理解 |
| 地産地消(地元でとれる物を食べること)をとおして,地域の自然や文化,産業に関する理解を深め,生産者の努力や食への感謝を育むことができます。 | |
| ◇ | 食文化の継承 |
| 伝統的な行事や作法と結びついた食文化(郷土料理,家庭料理など)を継承することができます。 | |
| ◇ | 自然の恵みや勤労の大切さの理解 |
| 食料の生産から消費等に至るまでの食に関する体験活動をとおして,毎日の食生活が,食にかかわる様々な知恵や活動によって支えられていることを実感することができます。 | |
| ◇ | 食事を通じた人間関係の育成 |
| 食を通じたコミュニケーションは,食の楽しさを実感させ,精神的な豊かさをもたらします。学校・地域等での活動をとおして,家庭の絆がいっそう強まっていきます。 |
| 教育経営課高校教育班では,今年度から2か年計画で「食育推進の在り方に関する研究」を行っています。 今後の本県における食に関する指導の充実に役立てることを目的としており,今年の10月に各都道府県教育研究所及び県内学校を対象に「食に関する指導」のアンケートを実施しました。アンケートへの御協力,大変ありがとうございました。今後,調査結果を分析して各学校へ還元するとともに,本センターにおける研修講座などで活用していく予定です。 各学校では,児童生徒が「食」について考える習慣を身に付け,生涯にわたり健全で安心な食生活を実現する考えができるような指導が期待されます。また,指導を行うにあたっては,教職員自らが食品の安全性,食事と疾病の関係,食品の栄養特性や組み合わせ方,食文化,地域固有の食材等について適切に理解していなければなりません。そのためにも,指導力や意識の向上を図る研修を行う必要があります。 長崎県教育センターでは,平成19年度「食育」に関する研修講座を計画しています。各学校における食育について,講義や食育の年間指導計画・学習指導案・教材開発等に関する情報交換や協議をとおして,教師の意識の啓発と指導力向上を図ることを目的として開講します。 |
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