
教育相談課 相談班
平成17年10月14日(金)に実施された第3回ステップアップセミナーにおいて,『生徒指導の危機管理』(学事出版1998)など多数の著書をお持ちの東京都福生市教育委員会指導室長 嶋ア政男先生をお招きし,「生徒指導の危機管理」と題してご講演いただきました。先生の温かい人柄があふれる雰囲気とユーモアのある楽しい話術,さらに随所に演習を交えたご講演は,時間が経つのを忘れさせ,あっという間の2時間半でした。100名を超える参加者の方々が,「次回もぜひ参加したい。」という感想を述べられ,盛況のうちに会を終えることができました。
次回の嶋ア先生のご講演は,第5回ステップアップセミナー「個性と生きる力を育てる規律指導」と題して,平成18年1月27日(金)に実施予定です。規律指導の基礎基本や保護者への対応などを中心にご講演いただく予定です。奮ってご参加ください。
それでは,第3回ステップアップセミナーの一部を紹介いたします。
![]()
![]()
危機的状況に対処するための事前予知・予測から,未然防止(危機回避),危機発生時への準備,危機への対応,再発防止までを含めた一連の活動。
実際に事故等が起こった時に行う事後対応の危機管理(危機介入)。
![]()
最近は問題が起こると訴訟になる。現在,教育訴訟を対象とする個人保険もある。
Q.小学校2年生が学校のプールで事故死。損害賠償として,5000万円のうち,半分の2500万円を市教委が負担。さて,残り2500万円のうち,担任はいくら払うことになったと思いますか?ちなみにその場には,担任の他に3人の教員もいました。
(←
クリックしてください。)
大きな問題をチャンスとして生かすことが大切。こういう時こそ,親の協力が得られやすい。
![]()
教育訴訟が増加する中,刑事責任・民事責任・行政責任・道義的責任を問われる。
一般的理解を深める。心に関わる疾病や障害について理解を深める。教師は診断はできないが,知っておくと指導に役立つ。
Q.行為障害,ADHD,LD,ADD,PDDなど分かりますか?
A.理解を深めておきたい「心に関わる疾病・障害」,「アスペルガー症候群」観察のポイント
![]()
(↑クリックしてください。「PDFファイル」)
![]()
(←
クリックしてください。)
客観的事実を認め,心理的事実を受け止めることが大切。
※教師は心の中まで気づかなければならない。
![]()
(?)にあてはまる漢字二文字がわかりますか?
(↑クリックしてください。)
メッセージは,言葉,周辺言語,表情で100%伝わると言われています。では,それぞれの伝わる比率はどれくらいだと思いますか?
![]()
Q.人材の「ざい」を別の漢字で考える。
○能力も高く,意欲も高い教師→人《?》
○能力は高いが,意欲が低い教師→人〔?〕
○能力は低いが,意欲が高い教師→人(?)
○能力も低く,意欲も低い教師→人【?】
※答えは右図をクリックしてください!![]()
![]()
「新鮮」・「シンプル」・「指示」・「支援」
![]()
自分なりの「七つ道具」(数にこだわる必要はない)をそろえておくことが大切。
Q.ある先生が生徒同士の学校間抗争の際に持っていったもの,何だと思いますか?
![]()
(←
クリックしてください。)
![]()
※最悪を想い,慎重かつ素早く,誠意を持って,組織で対応する。
![]()
,
,
,
以上,講演内容のほんの一部を紹介しました。
Web情報 第175号「生徒指導の危機管理」をご覧になっていない方は,そちらもあわせてご覧ください。
1月の第5回ステップアップセミナー「個性と生きる力を育てる規律指導」への参加を心よりお待ちしております。